加須の不動産屋さん
●設計事例の所在地:
埼玉県加須市
●面積(坪):
55
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
事務所部分のインテリア
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
埼玉県加須市にて不動産業を営む事務所を兼ねる若い夫婦の住宅である。
田園地帯に近い敷地は幅員22mの広い道路に接し、整形で十分な面積をもつ。
交通量の多い道路と物販店舗およびその駐車場に囲まれるため、事務所を大通り側に配置し、住宅部分は玄関部分をカバーする庇にて連続するが事務所とは棟を分け、南側の車庫と合わせ中庭を取り囲むコートヤード形式とした。
全体的に高さを押さえ、北側に寄せた住宅の一部のみ2階をのせる構成とし、各室に中庭側からの十分な採光が行き渡るよう配慮した。
住宅部分は中庭に面したリビングダイニングを中心に和室や寝室、水廻りを1階に配し、子供の個室のみを2階とする接地性の高いプランとした。水廻りには採光や洗濯などの日常利用を考え、事務所側からもよく見える中庭とは別の小さなサービスコートを確保している。
自然素材を用いたいとの要望から事務所の外壁には杉を用い、天井は事務所、住宅リビングとも合板、梁型を表している。また、内壁はラワン合板、ドイツ漆喰。床は無垢の栗フローリングや大判タイルとした。
その他の画像:
外観、黒い外壁はヒノキの縁甲板
アプローチ部分夕景